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iPhoneアプリの「工事写真」は使えるか?

 ネット見てたら、建設関係のブログでiPhone用工事写真撮影アプリの
「工事写真」について掲載してたのを見たら、懐かしくなりました。

 このアプリは、国土交通省の電子納品にも対応してるということで使った
ことがあります。
 しかし、今は使っていない1,062個の中のアプリの一つになちゃいました。

 このアプリの売りは、デジタルカメラと工事用黒板が一体になっており、
予め項目を登録しておけば簡単に呼び出して黒板に文字を書く時間も短縮
できるというところです。

 2013年12月にはバージョンアップされて、写真の整理も簡単にできる
ようになったみたいです。

 値段も手頃で、1GB(30日)200円。5GB(30日)300円。
 通常は2GB〜3GBあれば一つの現場は間に合います。
 
 ぼくが何故このアプリを使うのを止めたかと言うと、理由は至って
簡単で、使うことがなかったからです。

 正確に言えば、近くでの撮影で「状況写真」にしか使えないという事実
からです。

 ぼくは公共工事の現場監督をしています。
 工事の写真には「状況写真」の撮影と、「出来形管理」用の撮影と、
「品質管理」用の撮影と、「安全管理」用の撮影があります。

 更には、「状況写真」には「近影」と「全景」という撮り方があります。
 これは、工事を正しく施工していますよということを写真で説明する目的
が写真にあるからです。証拠写真ですね。
 だから、修正した写真は提出できないことになってます。

 iPhoneのカメラは性能がアップしました。
しかし、使える場面の頻度が少ないのです。
 
 実際に、ぼくが使ったのは「状況写真」の撮影だけです。
現場に出た時、咄嗟の撮影が必要になった時に、工事用のカメラの携帯を
忘れたときに使っただけです。
 状況写真を撮るときは、必ず出来形管理の写真も撮ることになるので、
工事用カメラを携えて現場事務所を出ることになるので、iPhoneアプリ
「工事写真」を使うことないですよね。

 だから、今はiPhoneアプリの「工事写真」は使ってないです。
ただ、工事で標準に付いてる”カメラ”は使ってます。

 発注者の担当者さんや協力業者の担当者さんとの会議や打合せの資料として
写真を使います。
言葉での説明が目で見ることで、理解が得やすいからです。

 その時は、iPhone”カメラ”で撮った写真を文字や数値や矢印を記入できる
アプリで加筆して、そのままA4版用紙に印刷して配布するという使い方に
なります。
 
 何事にも、長所と短所があります。
 総合的に考えると、民間住宅の写真撮影には使えるかもです。