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iPhoneを仕事のツールとして賢く使う方法。パソコンと同じレベルの仕事用ツールとして周囲に認めさせて、堂々と仕事に使おう!

iPhone用の測量アプリは使えるか?

 現場主義(建設現場情報サイト)という建設マン向けのブログサイトがあります。
 そのサイトで、どのようなiPhone用の測量アプリを紹介してるのかと覗いて
みました。

 そしたら、測量用のアプリを紹介してました。
 紹介してたのは、「水準測量」というiPhone用の測量アプリでした。
このアプリは、ぼくもiPhoneにインストールしてます。

 水準測量の結果(スタッフの読み)を入力していくと自動的に計算してくれる
アプリで、野帳と同じように取り扱えるのがウリです。
 また、CSVファイルに出力してメールで送ることができます。

 現在の価格は200円。
 だから、試しに購入して使ってみました。

 使かってみた感想は省略します。

 現在、道路改良の工事に関わってるんですが、水準測量は野帳と計算機
を使って仕事してます。笑
 野帳にスタッフの読みを記入して、まとめて計算して高さを出した方が
早いからです。
 
 水準測量には、2種類の目的があります。
 1つ目は、既存物の高さを測量して数値で知ること。
 2つ目は、丁張を設置したり、基準の高さを出すこと。

 既存の高さを確認する測量には使えると思います。
ただし、測点の数が少ない場合か、測点毎にその場で結果を知りたい
場合は便利だと思います。
 数値を入力するだけで、結果がその場で分かるからです。

 測点の数が増えれば、iPhoneのタッチ画面で数値を入力するよりも
野帳にペンで記入した方が早いので、野帳を左手に持って、ペンは首
から下げて作業することになります。
 野帳に書いた測量結果を「水準測量」で清書してCSVファイルにして
パソコンに取り込むのには使えます。

 どのブログにも紹介されていないiPhone用測量アプリに「測量くん」
があります。

 現場で座標値の位置、距離などを確認できます。
 現場に必要な座標値がない時などは、シーマ座標などを会社から送って
 もらって、読み込む事も可能です。メールの添付ファイルからの読み込み
 を可能にしました。というウリです。

 現在価格は、1,000円です。ぼくが買った時はあ1,200円でした。
少々、値段は高いですが、このアプリを、ぼくは使ってます。
 と言っても補助としてですが。

 現場では、座標値を利用して道路センターの各測点の位置や歩車道や側溝の
各測点の位置をST(逆トラバース)計算で位置出しするのが仕事になります。
 通常は、機械を据える位置と視準する位置を何点か決めて、予め測量する測
点をST(逆トラバース)で一覧表にしておきます。

 ST(逆トラバース)計算というのは、光波という測量用の機械を使って、角度
と距離で位置を出すための計算をいいます。

 新規の道路工事の場合は、視準するための障害が少ないので問題がないんです
が、町中の道路改良工事などは視準するのに障害になったりするのです。
 予定の位置に測量機械を立てて基準点を見たところ住民の車が駐車してたり
とか。笑

 そのときに、「測量くん」使って対処してます。
 保険みたいな使い方ですが、咄嗟の場合には使えます。

 参考にiPhone用の座標計算アプリは他にもあります。
 1つは「座標計算」という無料のアプリです。
 もう1つは「測量 座標計算」という200円のアプリです。

 どちらも、今は使わなくなった1063本のアプリの中に入ってます。